震災前の陸前高田を、思い出の街を3DCGで再現したい
NPO法人タカタカラは、陸前高田市や周辺地域住民に対して、東日本大震災以前の街の3DCGによる再建や震災遺構のデジタルデータ保存、また3DCGや仮想空間を利用した文化的・芸術的な表現や創作活動の促進に関する事業を行い、地域住民の心のケアや復興への希望を支援し、まちづくりの推進や3DCG文化の発展に寄与することを目的としています。
東日本大震災により失われた街並みを3DCGで再現し、地元の方や、地元を離れて暮らす方の記憶の拠り所となり、震災前を懐かしんでもらいたい。そして若い世代に震災前の陸前高田の街の姿を伝承し、新しいまちづくりに生かしてもらいたい。そのような思いを込めて制作しています。震災前の写真や自らが高田で過ごした記憶を頼りに一軒一軒、地元の仲間と作っています。
project 3.10
吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生れたか頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
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